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年齢5歳階級別男女別人口(2020年国勢調査)
堺市の人口は1920年に約16万人でしたが高度経済成長期に急増し1985年には約85万人でピークを迎えました。わずか65年で人口が約5倍になった計算です。しかしピーク以降は緩やかな減少が続き2020年の国勢調査では約82万人となっています。国勢調査データをもとに堺市の人口100年の軌跡を振り返ります。
堺市の人口推移:1920年〜2020年
1920年(大正9年)の堺市の人口は約16万人でした(現在の市域による遡及値)。堺市は明治22年の市制施行以降、14次にわたる合併・編入を経て現在の市域を形成しており、グラフの数値はすべて現在の市域に組み替えた遡及値です(出典:堺市「堺市の合併の歴史」)。
高度経済成長期に人口は急増します。1960年(昭和35年)に約38万人だった人口は1975年(昭和50年)には約77万人と15年間でほぼ倍増しました。大阪市に隣接するベッドタウンとして宅地開発が進んだことが背景にあるとみられます。
その後も増加を続け、1985年(昭和60年)に約85万人でピークを迎えました。1990年以降は緩やかな減少に転じ、2020年(令和2年)の国勢調査では約82万6,000人を記録しています。
2005年の美原町編入
堺市の合併史の中でも直近の出来事が2005年(平成17年)2月の美原町(南河内郡)の編入です(出典:堺市「堺市の合併の歴史」)。これにより市域が約13.20km²拡大しました。
大都市比較統計年表のデータは現在の市域による遡及値であるため、美原町編入による人口への影響はグラフ上には表れていません。
人口ピラミッドで見る堺市の年齢構造(2020年)
2020年の人口ピラミッドを見ると65歳以上の老年人口が28.9%と政令市の中でも高い水準です。年少人口(0〜14歳)は12.7%、生産年齢人口(15〜64歳)は58.5%となっています。
50歳代後半から60歳代にかけての世代が厚く高度経済成長期にベッドタウンとして流入した世代が高齢層に差し掛かっているとみられます。男女別では男性39万4,000人に対して女性43万2,000人と女性が約3万8,000人多くなっています。
まとめ
堺市の人口は高度経済成長期に約5倍の規模に拡大しましたが1985年のピーク以降は減少傾向が続いています。老年人口が28.9%に達するなど高齢化も進んでおり今後の人口動向が注目されます。大阪府内の他都市の人口推移についてはあわせてご覧ください。

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