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年齢5歳階級別男女別人口(2020年国勢調査)
広島市は1945年8月6日の原子爆弾投下によって壊滅的な被害を受けました。しかしその後、「広島平和記念都市建設法」を基盤に復興を遂げ現在まで人口増加を続けています。1920年から2020年まで原爆投下による一時的な落ち込みを除き一貫して増加してきた広島市の軌跡を国勢調査データで振り返ります。
広島市の人口推移:1920年〜2020年
1920年(大正9年)の広島市の人口は約30万6,000人でした(現在の市域による遡及値)。その後増加を続け1940年(昭和15年)には約46万4,000人に達しました。
1945年(昭和20年)8月6日に投下された原子爆弾は広島市を壊滅させました。広島市の公式資料によると当時の人口は約42万人に達していましたが原爆により市街地は一瞬で破壊されています(出典:広島市「広島の歴史」)。1947年(昭和22年)の国勢調査では約38万7,000人と1940年比で約16%の減少となっています。
戦後は急速に復興し1949年(昭和24年)に公布された「広島平和記念都市建設法」を基盤に道路・橋梁・住宅などの整備が本格的に進みました(出典:広島市「広島の歴史」)。1955年(昭和30年)には約51万7,000人、1965年(昭和40年)には約69万7,000人と増加を続けています。
政令市移行と人口100万人超え
広島市は1980年(昭和55年)4月1日に全国で10番目の政令指定都市となりました。1985年(昭和60年)3月には佐伯郡五日市町と合併して人口が100万人を超え、2005年(平成17年)4月には佐伯郡湯来町と合併して115万人を超えています(出典:広島市「広島の歴史」)。
大都市比較統計年表の数値は現在の市域による遡及値です。2020年(令和2年)の国勢調査では約120万1,000人を記録し、増加継続中です。
広大な市域と複数回の合併
広島市の面積は906.69km²と政令市の中でも大きい水準です。1971年から1975年にかけての周辺13町村との合併をはじめ戦後を通じて多くの町村と合併を重ねた結果、現在の市域が形成されています(出典:広島市「広島の歴史」)。
2020年の人口密度は1,324人/km²です。
人口ピラミッドで見る広島市の年齢構造(2020年)
2020年の人口ピラミッドを見ると、45〜49歳の世代が最も厚くなっています。老年人口(65歳以上)は25.8%、生産年齢人口(15〜64歳)は60.6%、年少人口(0〜14歳)は13.6%となっています(年齢不詳を除いて算出)。
まとめ
広島市の人口は原爆投下による壊滅的な被害を経ながらも復興し、2020年には約120万1,000人まで増加しています。複数回の合併と政令市移行を経て中国地方最大の都市として成長を続けています。


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