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年齢5歳階級別男女別人口(2020年国勢調査)
神戸市の人口は1920年に約74万6,000人でしたが、戦後から一貫して増加を続け2010年には約154万4,000人でピークを迎えました。しかし1995年の阪神・淡路大震災によって戦後初めて人口減少を記録しその後回復したものの、2015年以降は再び減少傾向が続いています。国勢調査データをもとに神戸市の人口100年の軌跡を振り返ります。
神戸市の人口推移:1920年〜2020年
1920年(大正9年)の神戸市の人口は約74万6,000人でした(現在の市域による遡及値)。神戸市は1889年4月1日の市制施行時は面積約21km²の小規模な市でしたが、周辺町村との合併により市域を拡大してきました。特に1947年3月1日の合併では面積が390.50km²へと大幅に拡大しています(出典:神戸市「神戸市域の変遷」)。大都市比較統計年表のデータは現在の市域による遡及値です。
戦後は一貫して人口増加が続き、2010年(平成22年)には約154万4,000人でピークを迎えます。ただし1995年(平成7年)、阪神・淡路大震災の発生により人口が大量に市外へ流出し、1995年の国勢調査では約142万4,000人と戦後初めて人口が減少しました(出典:神戸市「令和2年国勢調査人口等基本集計結果」)。
震災後の回復と再びの減少
震災後、神戸市の人口は回復に転じ2005年・2010年の国勢調査ではそれぞれ増加を記録しました。2010年(平成22年)には約154万4,000人と震災前の1990年水準(約147万7,000人)を大きく上回る規模まで回復しています。
しかし2015年(平成27年)以降は再び減少傾向に転じました。2020年(令和2年)の国勢調査では約152万5,000人で、2015年比で0.8%の減少となっています(出典:神戸市「令和2年国勢調査人口等基本集計結果」)。
市域の拡大と埋め立てによる面積の変化
神戸市は市制施行以来28町村との合併に加え、海面の埋め立てによっても市域を拡大してきました。ポートアイランドや六甲アイランドといった大規模な海上都市の建設がその代表例です。現在の面積は557.02km²に達しています(出典:神戸市「神戸市域の変遷」)。
北側に六甲山地、南側に瀬戸内海という地形的な制約の中で、埋め立てによる市域拡大は神戸市独自の都市発展の形といえます。
人口ピラミッドで見る神戸市の年齢構造(2020年)
2020年の人口ピラミッドを見ると、45〜49歳の世代が最も厚くなっています。老年人口(65歳以上)は29.2%、生産年齢人口(15〜64歳)は58.8%、年少人口(0〜14歳)は11.9%となっています(年齢不詳を除いて算出)。
まとめ
神戸市の人口は1995年の阪神・淡路大震災によって戦後初めて減少しましたが、その後回復し2010年には約154万4,000人でピークを迎えました。しかし2015年以降は再び減少傾向に転じており、2020年は約152万5,000人となっています。大阪府・兵庫県の他都市の人口推移については、あわせてご覧ください。


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